買いの順張り
移動平均線を使った「買いの順張り」手法があります。
株価が、○○日移動平均線の上に出たら仕掛け、下に抜けたら手仕舞うというものです。
○○を何日にするかは、その人の投資スタイルに拠ります。
例えば、中期投資を好む人は、13週移動平均線を使っている人が多いです。
株価が13週移動平均線の上に来たら買い。下に抜けたら売り。
こんなルールです。
細かく言いますと、これにもいろんなルールが存在しています。
日足の終値で判断する方法とか、週足チャートでローソク足全体が上に来たら仕掛けるとか・・・・いろいろあります。
どれが良いとかはありません。それぞれ一長一短あります。
この手法の良いところは、うまく上昇トレンドを捕らえたら、利益がどこまでも伸びることです。
極端な例ですが、1999年6月にヤフーを12,000円(調整後株価)で買うと、2000年3月の55,000円(調整後株価)で売却できることになります。
実に4.5倍に化けるまで持っていられることになります。
これが、明確なルールなしで運用していると、「2倍になったから」「3倍になったから」と迷うことになります。
もっと言いますと、2倍になるまでも持っていられないと思います。
たぶん、50%前後で、手放してしまうでしょう。
そして、とてつもない後悔を味わうことになります。
このように、ハッキリとルールを決めた買いの順張りは、大きな利益が得られる投資法と言えます。
ただ、大きな弱点もあります。
(続く)
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