急騰したときの対処考察 | 夢を実現する株式投資初級講座

急騰したときの対処考察

株価が13週移動平均線より上にいる間はホールドし、下に割り込んだら手仕舞うというルールで売買するときの問題点の続きです。



前回、この手法が成功するためには、「その銘柄が安定した上昇トレンドに入っている必要がある」というお話をしました。


今回は、うまく上昇トレンドに乗って作戦どおりに進んでいるときに、株価が幸運にも急騰した場合のことについてです。



株価が13週移動平均線を下に割り込んだら手仕舞うというルールですと、急騰した場合は、何もしないことになるのですが、放置しておくと急落して元に戻ってしまうことがよくあります。



せっかく急騰して含み益が膨らんで喜んでいたら、結局すぐにもとの水準に戻ってしまった、なんて具合です。


そしてそのうちに13週移動平均線を下に割り込んで手仕舞ったら、わずかな利益か、下手をすると損失なんてこともよくあります。



この問題を対処するには、手仕舞い基準を2つ持つという方法があります。


1つは、株価が13週移動平均線を下に割り込んだとき。


そしてもう1つが、株価が急騰して乖離率が○%以上になったとき


このように決めておくことで急騰した分の利益を逃さずに済みます。



しかし、ここでも問題はあります。


乖離率を何%に設定するかという問題です。


欲張って大きな%に設定すると、そこまで急騰しなかったら利益を逃がしてしまうかも知れません。


控えめに小さな%に設定すると、その後にもっと上昇した分の利益をもらい損ねることになります。


また個別銘柄ごとに%を設定するのか、それとも一律に設定するのか?


いつも言ってますが、100%正解というものはありません。


あなたが主体的に決めなければならないということです。


しかし何の目安もなければ決め難いのも確かです。


この点については次回で!



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