参戦後の作戦
前回、乖離率を参考にすることで、上昇トレンドの途中から参戦する方法をお話しました。
日経平均の乖離率が5%前後なら参戦、10%前後なら見送りという作戦です。
今回は、乖離率が5%前後だったので参戦したとして、その後の作戦を考えてみます。
息の長い上昇トレンドの場合、極端な急上昇をすることもなく、株価も移動平均線もゆっくりと上昇していきます。
このような展開の間は、のんびりと構えていれば、どんどん利益が大きくなってくれます。
買値から○%上昇したからと手仕舞ってしまうと、後で悔しい想いをすることが多いです。
だったら、乖離率が10%前後まで上昇してきたらどうするかです。
ここであなたの投資スタイルが必要になってきます。
乖離率が10%前後まで来ると調整する確率が高くなります。
確実に利益を確保するために売却する作戦と、更なる利益を追求するために様子を見る作戦があります。
様子をみる作戦の場合、どうなっらた売却するかというルールを確立しておくことが重要です。
例えば、「株価が13週移動平均線に接触するまでは売却しない。」というルールを確立することで、大きく利益を得る可能性が出てきます。
でも、調整に入って、そのまま13週移動平均線に接触してしまったとしたら、利益がわずかか、または若干の損切りになる可能性もあります。
確実に利益を確保する作戦と、利益が伸びるかも知れないしちょっと損するかも知れない作戦のどちらを選択するかです。
どちらが良いという問題ではありません。
あなたが選択しなければいけない問題だということです。
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