ダマシに備える作戦 2 | 夢を実現する株式投資初級講座

ダマシに備える作戦 2

前回、上昇トレンドの初期と思われる時期に参戦する方法について、お話しました。


今回は、もう少しトレンドの確認をしてから参戦する方法です。



上昇トレンドの初期に参戦するとダマシに遭う確率が高くなります。


そこで、もう少し様子を見て、ハッキリと上昇トレンドを確認してから参戦する場合を考えてみます。



株価が13週移動平均線を上に抜いて、1週間様子を見ても下がる気配がない。


これなら本格的な上昇トレンドだと思える展開です。



でも、ここから参戦していては遅いのではないかという不安があります。


この場合の作戦ですが、株価と13週移動平均線との乖離率を参考にすると、高値掴みを避ける確率が高くなります。



具体的には、乖離率がそれほど高くない場合は、参戦する。でも短期間で急上昇して乖離率が高い場合は、見送る。という作戦です。



株価が13週移動平均線を上に抜いてから、どれぐらいの期間、その状態を継続しているのかも大切ですが、乖離率との関係も重要な指標になってきます。



日経平均の週足チャートを確認するとわかりますが、13週移動平均線との乖離率が10%前後まで離れると、かなりの確率で調整になることがわかります。



ということは、株価が13週移動平均線を上に抜けて、しばらくそれを維持できていれば、上昇トレンドに突入したと判断できます。


そして乖離率が5%前後で推移しているなら、まだ参戦する余地はあるとみることができます。


でも乖離率が10%前後まで離れているなら、とりあえず参戦を見合わせるほうが無難なわけです。



(続く)


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