情報で儲けるためには
私は以前、業績と株価は連動するものだと考えていました。
株の入門書にもそう書いてあります。
確かにまったく無関係ではありませんが、初心者が思っているほど素直に連動しているわけではありません。
長期で観れば、連動していると考えていいのですが、短期で考えるとそんなに単純じゃないということがわかります。
短期になると、業績よりは、いわゆる思惑という部分が大きく作用してきます。
「○○を開発したようだ!」
「○○に買収されそうだ!」
こういった、まだまだ業績に反映するかどうかもわからない不確かな情報で急騰したり、急落したりします。
その会社にとって良い情報が出たと思っても、急落するときもあります。
「材料出尽くしで反落」などという後解説が出ます。
また良い情報が出たと思って翌日に買うと、寄り天井で高値つかみとなるケースも多いです。
こうなってくると訳がわからなくなってきます。
こういった情報に基づいた売買をして儲けている人達は、「こういう情報がこういうタイミングで出たときは、明日の株価はこうなる!」ということを長い投資経験である程度正確に予測できるようになっている人達です。
それでも、昔ながらの経験則がいつまでも通用するわけではありません。
時代時代に合わせて修正する柔軟性が必要です。
昔はファイナンス銘柄は「買い」でしたが、最近は「売り」の場合があります。
昔は、ファイナンスするということは、資金需要がある。ということは、事業を積極的に拡大している証拠だ。イコール「買い」となっていました。
今は、ファイナンスすると株数が増える。ということは需給関係が悪化する。
イコール「売り」だという考え方です。
どちらもそれなりに一理ある考え方ですが、本当のところは時間が経過しないとわからないというのが実際のところです。
どうですか?
こんな情報戦に株初心者が挑んだら、ベテランになる前に資金がなくなると思いませんか?
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