検証からわかること
私はよく、チャートをながめているときに「こんな投資スタイル、いいんじゃないか?」と閃くことがあります。
「○○がこうなったら買って、○○がこうなったら売る!」
そしていくつかの銘柄の過去チャートを見ながら、その投資スタイルで売買したら儲かっていたかどうかをザックリと検証してみます。
その時点で、たいしたパフォーマンスが出なければ、そのアイデアはボツになります。
でも、それなりに有望な感じがしたら、きちんと検証します。
エクセルで過去5年のパフォーマンスをみてみます。
だいたい100銘柄ぐらい検証すると、その投資スタイルが有効かどうかがわかるようになります。
100銘柄を検証して、勝率が70%前後だったら、500銘柄検証してもだいたい同じような結果になります。
このように書くと、簡単に投資スタイルがみつかるように思われるかも知れませんが、実際はそうではありません。
ほとんどは勝率50%前後、収支はトントンというような結果になってしまいます。
例えば、ある銘柄を毎日寄り付きで買って、大引けで売却するとだいたい勝率が50%前後になります。
収支は、手数料を無視するとトントン。往復の手数料を含めると、手数料分だけ大損という結果に終わります。
もし仮に、ある投資スタイルを検証した結果、大損する結果になったとしたら、それはそれで貴重なデータとなります。
反対のロジックにすれば大儲けできることになるということです。
でも不思議と収支トントンになってしまいます。
誰かが意図的に収支トントンになるように相場を調整しているのではないかなどと思いたくなるほどです。
次回は、ある投資スタイルの検証結果についてお話します!
いかに思い込みだけではダメだということがわかります。
★このページはメールマガジン「株式投資!負け続ける理由と勝ち続ける方法!」で執筆したコラムのバックナンバーを掲載しています。最新コラムの購読は、こちら ⇒ メールマガジン登録・解除ページ
無料ウェブセミナー!安全を最優先した株式投資法ペアトレードの秘密
ペアトレードで安全最優先の株式投資を!
損切り・ロスカットができない!したくない人へ
夢を実現する株式投資初級講座のメニューに戻る!