天井に近いところを見つける方法 2
天井付近を見つけるひとつの方法として、日経平均を観察する方法があります。
個別銘柄のテクニカル指標だけを観察するのではなく、日経平均のテクニカル指標も観察する方法です。
そしてどちらかというと日経平均の指標に従って動いたほうが良い場合が多いです。
個別銘柄は、どうしても全体のセンチメンタルの影響を受けます。
テクニカル的にはまだまだ行けそうな場合でも、相場全体が弱気の場合、それにつられて下落してしまいます。
ですから、日経平均のテクニカル指標が天井圏を示した場合、手持ちの銘柄に過熱感がなくても処分するという作戦です。
大きな資金を持ったものは、その大きさ故にどうしても分散投資になってしまいます。
資金を引き上げるときは、広く浅く引き上げにかかります。
数銘柄だけをごっそり処分するのではなくて、手持ち全体から引き上げようとします。
ですから、林の中の1本の木だけを観るのではなく、一歩下がって林全体も観る必要があります。
そして林全体が、どちらの方角の風の影響を受けているかで行動する作戦ということです。
個別の木の高さや直径を丹念に調べることも大切ですが、林全体の環境を調べないとわからないこともあるということです。
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