天井に近いところを見つける方法 1
天井を見つけることはできませんが、近いところをみつける方法はあります。
高い確率で天井付近だというところを見つける方法です。
これは何も難しいことではありません。
市販の本にいくらでも解説されています。
チャートがこのような形になったら天井近辺ですという解説は、いくらでもあります。
例えば、
1.乖離率が過去最高に近づいた。
2.出来高が急増した。
3.長い上ヒゲ陰線が出た。
4.RSIが90%を超えた。
これらの目安は、かなりの確立で天井近辺を表しています。
ただ、気を付けなかればいけないポイントは、100%当るわけではないということです。
上記のようなシグナルが出現していないのに、天井を付けて下落することもあります。
また反対に、シグナルが出てからも上昇を続けることもあります。
特に天井付近は急伸することが多々ありますから、結果としてシグナルが早過ぎたというケースです。
ですからこれらのシグナル使うときは、100%当るわけではないという認識で使うことが重要です。
ダマシが多いからと、別の完全なるシグナルを探し続けることは徒労に終わります。
結局は、自分のリズムに合う、確立の高いシグナルに従うことが、儲ける方法ということになります。
問題は、こういったシグナルを知っているけれど、自分なりにキチンとしたルールとして採用せずに、その場その場で都合のいいように解釈してしまうことです。
「乖離率は、過去最高になってる。でもRSIがまだ60%だ。まだまだ上があるぞ!」
「おっ、RSIが90%を超えたなぁ。でも出来高がそれほで伸びてないんだよな。もう少し待とう!」
こんなふうに、それぞれのシグナルの意味は知っていても、適当に使っていては意味がありません。
参入した時点で、「○○○が○○%を超えたら売却する!」と決めて、それを忠実に守らなければいけません。
でなければ、あなたはいつまで経っても売ることができなくなります。
上昇トレンドの途中から株を始めた人は、決断を先延ばしにしたおかげで利益を大きくできたという経験をするかも知れません。
でもキチンとした戦略があって先延ばししたのではなくて、ただ雰囲気で先延ばししていたのであれば、いつか必ず大火傷します。断言してもいい!
ですから、どのシグナルに従うかという問題の前に、必ずシグナルに従うという姿勢が大きなポイントになります。
このことがいかに難しいけれど、大切なポイントであるかということを理解するところから、勝ち続けるトレーダーへの道につながることになります。
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